theorem interview 楽曲解説(Ba ムラカミガク)

2019年4月24日に1stアルバムをリリースするtheoremのベーシスト、ムラカミガクによるアルバム全曲解説

 

基本的にtheoremの曲は自分の作る曲+乗岡の作る歌・メロディで成り立ってます。元ネタ含め正直かつ簡潔に解説します。我々には一から曲を作るセンスも才能も技術もないので(いや嘘。センスはそこそこある)基本的にはパクリ・オマージュのオンパレードです。特に最近はダサいフレーズや展開を積極的に採用して、そこからいかにしてダサいとカッコいいの狭間まで持っていくかを考えながら曲を作ってます。
楽曲を通して伝えたい程のことなんて考えて生きてないので、込めた意味などもありません。気持ちいいか気持ちよくないか、ただそれだけ。曲タイトルは北方謙三の小説タイトル率高め。

 

1 C.R.A.C.K.
今のメンバーになって初めて出来た曲。今まで自分が聴いてきたロックンロールを足し算オンリーで全て詰め込んだ。元ネタはFoo FightersのEnd Over End。ゴリ押しのヘヴィかつラウドなリフを弾きたいが為のダサかっこいい曲。「かっこいい」ではなく「イカしてる」と言われたい曲。get your rocks off honey。ちなみにMVは自分の案です。かわいい女子達(ギャル寄りの)と一日楽しい撮影がしたいというのが95%、何かとシリアスな「界隈」に対するアンチテーゼが5%。

2 リメンバー
これはFeederのJust A Day丸パクリ。サビはPearl JamのThe Fixerという曲を聴いて、「いい歳になったからこそ気持ちよくyeah yeahを言っていきたい」となった為にこうなりました。初期の自分達からすると考えられない曲。俺らがやるから良いんですよ。

3 碑銘
リスペクトUK。元々はoasisのShe’s Electricみたいなかわいい曲にしたかったけど、結局インディジョーンズ感が出てしまって残念。サビで乗岡のメロディセンスが光る曲。レコーディングでこのメロディ持ってきたときはビビった。これに関してはLylaをパクったつもりはないです、まじで!今思ったけどイントロがbattles。

4 EDGE OF TOMORROW
Texas is the Reason。数合わせで最初からアルバムの捨て曲ゾーンに放り込むつもりで作ったところ、思ったより良くなったので前半に投入。乗岡の書いた「線の深い水面(みなも)旋回」という歌詞がこのアルバムの中で個人的に一番気に入ってる歌詞。口が気持ちいい。タイトルは映画「オールユーニードイズキル」の初期の洋題。響きが好きだったので。エミリー・ブラントかわいい。R.I.P ビル・パクストン。

5 煤煙
もうかれこれ7,8年前からずっとやり続けてる曲の再録です。初期の激情ハードコアからの転換期の曲。COWPERSの揺ラシツヅケルの後半に入ってそうな曲、がテーマでした多分。当時周囲からのウケが悪すぎてめちゃくちゃ苛々したけど、めちゃくちゃいい曲ですよね。自分で演ってて泣きそうになる。oasisでいうところのChampagne Supernova的立ち位置の曲。素直に聴いてください、ただのいい曲なので。

6 Firebird
「Foo FightersのAll My Lifeっぽい曲を作ってアルバムとかライブの一曲目にしよう!」と意気込んで作ったものの思ったより出来が悪く、最終的に捨て曲ゾーンへ放り込まれたかわいそうな曲。作るのにめちゃくちゃ時間かかったのに割に合わねえ。そんなもんですよねバンドなんて。ボツにする余裕はありませんでした。正直シャバい。あんまりしっかり聴かないでください。

7 クロスロード
ハリウッド超大作のエンディング感を出したかった曲。本当はエディ・ヴェダーかクリス・コーネルに歌って欲しかったけど、そんなもんは無理なので仕方なくノリオカが歌ってます。Pearl JamのDissidentが元ネタ。結構まんまです。アコギイントロはNickelbackのSomedayのクソダサいライブアレンジを見て思い付きました。theorem史上最も腹立つイントロ。取って付けたようなアウトロは映画「コラテラル」の名シーンで使われたAudioslaveのShadow On The Sunのパクリ。トム・クルーズばっかり。

8 コースアゲイン
以前impulse recordsよりリリースした4way split収録曲の再録。何か濃い上にちょっと長いなこの曲。オグ(fog)とやきちゃん(chou chou merged syrups.)のコーラスが最高です。サビのメロディはSUM41のStill Waitingまんま。俺ら世代のアンセムですよね。結構いい曲ですこれも。

以上です。上記を踏まえて、元ネタと合わせて聴いてみてください。あんまり言われないけど、実はグッドメロディのオンパレード。パクリやけど。
theoremがやるとイカしてるけどコピーしてみると何故かクソキショい、そんなロックンロールバンドになりたいですね。

 

 

▶リリースインフォ

▶interview(Vocal&Guitarノリオカワタル)

▶リリースによせて(further platonic芹澤)


release info


theorem

1,800円(+税) 品番:FTPS-61   2019/4/24(水)発売

1. C.R.A.C.K.
2. リメンバー
3. 碑銘
4. EDGE OF TOMORROW
5. 煤煙
6. Firebird
7. クロスロード
8. コースアゲイン

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